ESG-30代からの資産運用

30代から資産運用を始める。運用資産規模は2,400万円程。株式、債券、REIT、ソーシャルレンディングを対象に運用を行う。これから先の人生をより豊かにする為に試行錯誤していきます。国内や米国、欧州、東南アジアの経済動向に興味があり。

"思惑"✖︎"政策の行方"

各国の思惑が交差する1日



 毎日色んなことが起こっていますね。

 今日も日中色んなことがありました。
 




 さて、

 今日のイベントはどんなことが

 巻き起こったのでしょうか?


 東京時間。


 米国では、

 トランプ大統領

 一般教書演説を始めたのが

 東京時間11時過ぎのこと。



 これまでの実績を最大限アピールしながら、
 (自画自賛を繰り返しながら…)


 『偉大なアメリカの再起』

 を高らかに宣言していました。

 


 

シンガポールの思惑


 時を同じくして、

 シンガポール通貨庁(中央銀行)は

 政策金利に変更はないとしつつ

 中国の新型肺炎に伴い

 経済状況が悪化すれば、

 必要に応じて緩和する余地がある

 との認識を示した。



 また、

 シンガポールドルは政策バンドの

 上限近くで推移していると指摘。



 政策バンド内でシンガポールドル

 名目実行為替レートの下落を

 容認する十分な余地があるとコメント。



 その後の反応として、

 シンガポールドルは米ドルに対し

 ▲0.8%下落。

 アジア新興国通貨の中で最も下げた。




 ちなみに、

 シンガポール金融管理局(中央銀行)は

 昨年10月に3年ぶりの金融緩和をしている。
 




シンガポール通貨庁の政策バンドとは?

 
 シンガポールでは、

 金融政策において

 政策金利よりも

 為替相場の方が重視されます。

 

 通貨上昇(傾き)ゼロを中立的な政策

 とするならば、

 金融緩和政策=

 =為替レート政策バンドの"傾き"を

 引き下げることになります。



 また、為替政策を示す変数として

 "傾き"
 "中心レート"
 "変動幅 "(政策バンド)

 この3種類が使用されます。



 この3変数のうち、

 "変動幅"は為替市場の変動性を

 許容する局面で使用されることが

 一般的です。


 一方、

 金融政策の変更は"傾き"に

 現れることが多いと言えます。
 
 今回のコメントはまさに、

 "傾き"を引き下げることを意識しての

 コメントであったと捉えられたのです。


タイの思惑

 タイの中央銀行では

 本日、東京時間16時過ぎ

 政策決定会合が行われ

 事前の予想は5分5分でしたが、

 政策金利の引き下げを発表しています。

 これを受けタイバーツが米ドルに対し

 下落しています。

 昨年11月に続いて0.25%の

 予防的な政策金利の引き下げ、

 政策金利を1.00%とした。

 タイ株式市場はここのところ下げ局面が

 長いこと続いています。

 新型コロナウイルスの影響も大きく、

 悪影響が長期化しないか、

 注視する必要がありそうです。





 さて。

 今日も各国の思惑が交錯していましたね。


 今夜発表される

 米1月ISM非製造業景況指数が

 予想値の55.1をどの程度捉えてくるのか。

 結果が待たれるところですね。


 今日はこの辺りで。




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