ESG-30代からの資産運用

30代から資産運用を始める。運用資産規模は2,400万円程。株式、債券、REIT、ソーシャルレンディングを対象に運用を行う。これから先の人生をより豊かにする為に試行錯誤していきます。国内や米国、欧州、東南アジアの経済動向に興味があり。

"世界を飲み込む"✖︎"原動力"

圧倒的に強い米国


 みなさん、こんばんは。

 今日はまた一段と冷え込みましたね。

 こちらは、初雪の便りが届きました。

 外は凍えるような寒さでしたが、

 みなさんの懐は温まっていますでしょうか?



 
 さて。

 昨晩、ご覧になりましたでしょうか?

 米国の経済指標は相変わらず強いですね。

 米ISM非製造業指数は予想55.1に対して
 実数55.5となり、予想を上回りました。

 米国景気の粘り強さを表していますね。

 米国株式市場も急落前の水準を取り戻し、

 さらなる高値を伺う展開を見せています。


 NYダウは29400ポイントを

 射程圏内に捉えています。




 今週末は、

 米国雇用統計の発表も控えているので、

 今後の動向も目が離せないですね。


 では、

 このよく耳にする"雇用統計"という単語。

 一体、どこに注目するべきなのでしょうか?


 ここからは、

 特に注目するべき点を解説します。





米国経済の原動力
 
 米国の経済動向は、

 国内消費によって左右されます。

 これは、何故かというと。
 
 米国GDPの6割を米国民の消費によって、

 支えられているからです。

 その米国民の消費動向を占う上で注目したいのが、

 "雇用統計"なのです。






 雇用統計の中でも注目するべき点は

 雇用者数の伸びも重要なのですが


 ここのところは、

 "平均時給"の伸びが

 とても重要視されています。






 
 "平均時給"を考える要素としては、

 ①米国民の消費動向に

  直結しているということ。

 ②インフレの指標にもなり得る

  ということ。

 これ等を挙げることができます。

 
 "平均時給"が上昇すれば、

 米国民は消費や投資に回し

 経済の好循環が生まれやすくなります。

 また、

 "平均時給"が上昇することで、

 インフレに対してプラスに作用します。

 

 それでは、

 "平均時給"が上昇すればいいのかというと

 そうではないところが、

 判断を難しくさせている所以です。





 ポイントは

 投資家が期待していることを

 イメージすることです。

 そして、

 投資家が求めている結果は
 
 平均時給の上昇が3%前後になることです。

 
 何故、上昇率が3%なのか?



 上昇率が高すぎると

 インフレ期待が高まり

 FRBの動向がインフレ抑制する為の

 利上げ観測に傾いてしまうからです。



 投資家が求めるところは、

 利下げによる株式市場へのサポートを

 期待しています。



 昨年からの株式市場の上昇は

 米国利下げによる金融緩和の

 継続に期待した資金流入なのです。




 世界を飲み込むだけのチカラを

 持っているのが金融緩和です。

 
 昨日から

 東南アジア各国が利下げに動いています。

 世界の株高を生み出す原動力なのです。



 この金融緩和の流れが止まって

 しまうことを投資家は意識しています。


 だからこそ、

 "平均時給"の推移が要注目なのです。




 さて。

 今日はこの辺りで。



 また近いうちに、

 2019年度の運用収益について

 こちらに取り纏めしたいなと

 思っております。


 お楽しみに。





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