"米国雇用統計"✖︎"平均時給"
■今回も変わらず強い指標
米国の経済は衰えるところを知りませんね。
世界経済が荒波に揉まれて
難破し掛かってる中でも
極めて堅調です。
昨年からやりあっている
中国との貿易問題。
矢面に立っているはずなのに、
米国一人勝ちの情勢が揺らがないですね。
これは先日記事にも書きましたが
米国の消費者動向が
比較的に堅調な推移をしていることが
要因として挙げられます。
さて、
1月の雇用統計ですが、
景気動向を敏感に映す非農業部門の
就業者数が前月比22万5千人増。
市場予測(16万人増)や
前月実績値(14万7千人増)を上回り、
雇用情勢は変わらず好調。
また、
全体の平均時給も前年同月比で3.1%増え、
18カ月連続で3%台を保ったことで
インフレ圧力は掛かっていないことを
示す形となりましたね。
これで、
ゴルディロックス相場が続いていく可能性が
増したわけです。
ただ、
新型コロナウイルスによるリスクが
警戒されており、
米国市場では利下げ観測が再浮上。
昨年末までは、
2020年の利下げ回数はゼロ回だったのに
足元では、
FRBが12月までに1回利下げするとの
観測が75%の確率まで高まっています。
この"市場の思惑"と"FRBの思惑"に
ズレが生じることで市場にボラティリティを
もたらす可能性が高まります。
足元の労働市場の底堅さとは反対に、
2018年の12月にFRBのパウエル議長が
「資産縮小は段階的に進めていく。」
とコメントした後、株式市場は急落。
その後の催促相場に突入したことも
記憶に新しいと思います。
今回についても、
催促相場が再来する可能性もありますので
動向を注視していきましょう。
ここから先の注目ポイントは、
買い入れ策を縮小させ始めるか"
というところですね。
また、
気になる指標がありましたら、
経済指標の見方について
解説をしていきますね。
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